第3回 出家プログラム出家者募集

令和6年度出家プログラム参加者募集

応募期間 令和6年8月31日までに下記フォームから応募
     
応募資格 20歳~45歳の男女

女性でも応募可能です

※現在(出家前)の信仰宗旨は問いませんが
出家後は臨済宗の伝統的な宗旨を心に抱き活動する事が求められます。


応募後に、住職と電話かZOOMで面談をして
正式参加をするか決めていただきますが
『とりあえず応募だけ』は認めません。
不退転の覚悟のある方のみ応募してください。

その上で住職の話を聞いて最終決断をしてください。

応募後の流れについては最下部をご覧ください


ご不明点は、お問い合わせ下さい。
053-447-1231

お坊さんになり
心優しい毎日を暮らしていきましょう!!



本プログラムについて
この活動は、寺院の後継者問題の解決の為に行われるものではありません。
出家して僧侶として生きていきたいという方への窓口になればと近隣有志寺院と共に活動しております。




第3回 出家プログラム出家者応募フォーム

■応募前に下部をよく読んでから応募ください
■応募フォームにある覚悟を問う内容をよく理解して覚悟のある方のみ応募ください


 龍雲寺では一般の方がお坊さんになる事をサポートしております

在家(一般家庭)の方でもお坊さんになることは出来ます。

通常は
・ご縁ありサポートしてくれる師匠を見つける
・そこのお弟子さんにしてもらう

などがあり、なかなか良い縁が結ばれることがありません。


そこで、龍雲寺ではお気持ちのある方の出家のお手伝いをすべくサポートをしてまいります。

・龍雲寺住職が師匠となりサポートします
・修行道場での修行が円滑に行われるように研修をサポートします
・修行道場を出た後の進路についてサポートいたします


近隣の有志のお寺さんのご協力もいただきながら行っております。


誰でもなれるの?出家の条件は?

基本的に誰でもなれますが

・世の為に尽くす気持ちがある

事が大前提となります。

また
・収入の為の転職先としては不向きです
お坊さんは世間のイメージと違い、そんなに収入のある状況ではありません。

もちろん大きな収入のあるお寺の住職になる可能性はゼロではありませんが、大きな収入が目的な人には僧侶は不向きです。


また、
・反社会勢力に属している方
などはご遠慮いただいております。

【年齢について】
46歳以上の方を拒絶するわけではありませんが、
修行生活は体力的にも大変であり
年齢があがると、生活できるお寺に入るのも難しくなる場合も多い事から
一応45歳で区切らせて頂いております。

46歳以上の方は、別の場所でお考えいただくか
龍雲寺の本山が企画している
第二の人生プロジェクトもご検討ください

なお、
国籍はかまいませんが日本語が話せることが必須になります


なお、適正によっては出家する事で苦しくなる方もいますので
ご希望があってもお受けできない場合があります。




出家した後、生活できる?収入はある?結婚は可能?頭は剃る?

お坊さんになるのと、住職になるのは同じようで違います。

お坊さんとして生きる事と、お寺の住職になりお寺を護り暮らす事は違いますが
多くの場合は、修行後、自分のお寺を見つけ、そこの住職になるケースが多いです。

修行道場を出た後、どの様なお寺に入るかにもよりますが
贅沢さえ言わなければ十分生活は可能です。

現在、多くのお寺が後継者不足に悩んでおりますので、入ることの出来るお寺は多くあります
非常に立派で大きなお寺も後継者がいない所は多数あります。

収入的に生活できないお寺が空くケースが多いのも事実ですが
十分に生活できるお寺でも後継者がいないお寺が非常に多くあります。

もちろん、修業期間が短かったりすると、選択肢は狭まりますし、
修業期間が長くても、希望通りのお寺に入れるかの保証はありませんが

欲を出さなければ、生涯現役の暮らしの中で、十分に生活が出来ると思います。


また、
出家はしたいが、住職にはなりたくない
という方も、条件が整えば龍雲寺のお手伝いの僧侶として暮らしていく事も可能です。
もちろん諸条件がありますので龍雲寺のお坊さんではない他の道になる場合もあります。


龍雲寺の弟子となる為、龍雲寺で極力サポートしてまいります。


また、結婚も現在の僧侶は認められておりますので可能です。

剃髪については修行道場では必須となります。
修行道場を出た後は必須ではないものの剃髪して生活する事が好ましいと思います。
女性僧侶の場合は修行道場以外では剃髪はせずにいる方もいらっしゃいます。





今の生活と何が違う?

出家者の暮らしと在家のお仕事をする暮らしの大きな違いは

日々の穏やかさ
だと思います。

自分の心で問題を起こす事はあっても、一般の暮らしのように周りから問題が投げかけられることは非常に少ない為、安心して暮らすことが出来ます。


自分の心が穏やかになる事だけを目指す毎日となり、その中で様々な人とご縁を広げていく生活です。


ノルマなどがあるわけでなく、優しく生きる事が一番大事な事になります。


ビジネスの世界もとても素晴らしい世界ですが、とても心苦しい世界でもあります。
それを経験している方が出家され、同じ苦しみを持つ方と向き合うのもとても大切な事だと思います。

もちろん、お坊さんをビジネスのように考える日々をしている僧侶もいない事はありませんが、
収入などを目的とする方には本来、僧侶には向きません。


お金は大事ですが、お金に縛られず
穏やかに日々を生きる、その生き方が誰かを救うのかもしれません。


龍雲寺で出家される方には
生活の為の出家ではなく、自分の心が穏やかに優しくなることを目指す想いを持っていただきたいと思っております。




 

修行道場は厳しい?費用は?

臨済宗の修行は坐禅や公案がメインですが、とても厳しいものになります。

ただ、生活のリズムは厳しいですが、自分の心と向き合う事だけをする毎日ですので
ストレスなどがある日々ではありません。
個人的には、修行道場での暮らしは俗世から離れ、とても優しい時間でした。

修行生活は、最低1年間となりますが、
お寺を見つけていく為には、3年間が大きな目安となります。

もちろん、本来は期間は定めず、悟りの境地まで修行を行う事が大切なので
非常長い期間、修行道場にいても全く問題ありません。

長く感じるかも知れませんが
修行道場を出て、お寺に入れば、その後、生涯現役でずっと暮らすわけですから
この期間に僧侶としての心を磨かなければいけません。


1年間で出てもお寺は見つかりますが、条件の良いお寺に入ることは少し難しいと思います。
小さいお寺でもいい、諸事情で長く修業に行けない、などの場合は短い期間でもしょうがないと思います。


修行道場での生活費は一切不要です。
家賃など含め食費も不要です。

ただし、出家プログラムとして行いますので、
修行に必要な自分の衣など修行道場に持っていく様々な道具の費用(80万円程)は自己負担でお願いします。
修行の道具として考えると高そうですが、実際には修行後も使える物も多くあります。
こちらで貸し出せるものがあれば貸し出します

研修費など一部実費が必要となる場合があります。


 

応募後の流れは?

出家を志してみよう
と思われたら、以下の流れで進んで行きます。

令和6年度出家プログラム

■応募期間 8月31日まで

■応募後に電話などで住職と面談

最終意志決定

■ZOOMで交流 9月上旬で質疑応答など

■龍雲寺にて研修 11月~12月頃

■2025年2月末までに現在の生活を整理する(退職など)

■2月頃 得度式 お坊さんになる儀式

■3月上旬 本山研修(本山で様々な事を勉強します)

■3月下旬 修行道場に入門