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龍雲寺で行われた儀式の様子

出家プログラム

出家を志す方へ

龍雲寺ではこれまで、一般の生活を送る中で仏道を志し、僧侶を目指す方と向き合い、臨済宗の専門道場で本格的な修行に入るまでの歩みを支えてきました。

出家は、単なる転職や新しい暮らしの選択ではありません。これまでの生き方を見つめ直し、人生の軸を仏道に置く決意が必要です。
 

現在、出家希望者の募集・面談は行っておりません。
再開時期は未定です。募集を再開する場合は、このページでご案内いたします。
再開時期のお問い合わせはご遠慮ください。

一般の方がお坊さんを目指すために

出家は、寺院に生まれた方だけの道ではありません。一般の家庭に生まれ、社会人として生活してきた方でも、師となる僧侶のもとで仏道を学び、得度を受け、修行を重ねることで僧侶を目指すことができます。

龍雲寺では、出家を希望する方の考えやこれまでの歩みを伺い、本当に仏道を生涯の道として選ぶ覚悟があるのかを時間をかけて確かめてきました。そのうえで必要な準備を行い、臨済宗の専門道場、いわゆる僧堂での修行へ進む道を支えてきました。

出家は転職ではありません

僧侶になることは、寺院を職場として選ぶことではありません。

朝夕のお勤めや坐禅、作務、修行道場での共同生活だけでなく、日々の振る舞いや物事の受け止め方まで、生活のすべてを通して仏道を学んでいきます。

仕事や人間関係がうまくいかないから別の人生を選ぶ、今の暮らしを離れれば幸せになれる。そのような気持ちだけで続けられる道ではありません。出家には、自分の都合や理想を超えて修行を続ける、強い覚悟が求められます。

龍雲寺庭園を前に僧侶と向き合う出家志願者

臨済宗の専門道場での修行

臨済宗の僧侶を志す場合、出家や得度をしただけで修行が終わるわけではありません。専門道場と呼ばれる僧堂に入り、老師の指導のもとで本格的な修行を重ねます。

修行の内容や規則は道場によって異なりますが、臨済宗の修行は、静かな場所で坐禅をして心を落ち着かせるだけのものではありません。厳しい規律と共同生活の中で、自分の考え方や執着、都合を一つひとつ見つめ直していきます。
 

生活のすべてが修行となります

専門道場では、早朝の起床から夜の就寝まで、一日の時間が細かく定められています。

坐禅や朝夕のお勤めだけでなく、掃除、炊事、境内の整備などの作務、食事、歩き方、座り方、物の扱い方に至るまで、生活のすべてが修行です。

集団生活の中では、自分の都合に合わせて予定を変えることはできません。体調や気分にかかわらず、定められた役割を果たし、周囲とともに修行を続けることが求められます。自由な時間や私生活は限られ、社会での生活とは大きく異なる毎日になります。

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公案と参禅

臨済宗の修行を特徴づけるものの一つが「公案」です。

公案とは、知識や理屈だけでは答えることのできない禅の問いです。修行僧は坐禅をしながら一つの公案と向き合い、自分の全身全霊をもって答えを探求します。

一定の時間になると老師のもとへ一人で入り、参禅または独参と呼ばれる場で、自らの見解を示します。言葉だけで整えた説明や、書物で覚えた知識では認められません。見解が認められなければ何度でも坐禅に戻り、同じ公案と向き合い続けます。

公案には、決められた答えを暗記すればよいというものではなく、自分自身の生き方や物事の見方そのものが問われます。

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摂心と厳しい規律

専門道場では、一定の期間、通常よりも集中的に坐禅と公案に取り組む「摂心」が行われます。

長時間の坐禅を繰り返し、老師との参禅に臨みます。身体の痛みや眠気、思うように進まない苦しさがあっても、簡単に自分の判断で修行をやめることはできません。

修行は、心地よさや達成感を得るためのものではありません。自分が当然だと思ってきた価値観を崩され、自分の弱さや未熟さと向き合わなければならない場面もあります。体力だけでなく、精神的にも非常に厳しい生活です。

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出家した後に始まる道

出家は、僧侶として完成することではなく、長い修行の入り口に立つことです。

専門道場での修行を終えた後も、寺院での勤めや地域の方々との関わり、葬儀や法要、日々の坐禅と学びが続きます。修行後にどの寺院で、どのように僧侶として歩んでいくかも、自分の希望だけで決まるものではありません。

龍雲寺では、出家の一時的な体験ではなく、臨済宗の専門道場で厳しい修行を続け、その後も生涯にわたって仏道を歩む覚悟のある方を支援することを前提としています。

出家後の現実について

これまで龍雲寺では、多くの方の出家と修行への歩みを支え、複数の寺院へ僧侶を送り出してきました。

一方で、「出家すれば幸せになれる」「お寺で暮らせば心穏やかに過ごせる」と考えて出家したものの、修行の厳しさや想像していた生活との違いに直面し、道を離れてしまう方もいます。

本来、出家は「自分に合わなければ元の生活へ戻る」ことを前提として選ぶ道ではありません。龍雲寺では、還俗を容易な選択肢として考えず、迷いや困難に直面しても仏道を歩み続ける覚悟のある方だけを支えたいと考えています。

龍雲寺が大切にしていること

出家を勧めることが、すべての方にとってよい結果になるとは限りません。

出家を希望する方の思いをそのまま受け入れるのではなく、なぜ僧侶になりたいのか、修行の厳しさを理解しているか、生涯を通して仏道を歩む覚悟があるかを丁寧に確かめることも、送り出す寺の責任です。

龍雲寺は、僧侶になるための近道を案内するのではなく、本当に仏道を志す方が、臨済宗の僧侶として歩み始めるための支えとなることを大切にしています。

よくあるご質問

一般の家庭に生まれても僧侶になれますか?

寺院に生まれた方でなくても、師となる僧侶のもとで得度を受け、必要な修行を重ねることで僧侶を目指すことはできます。ただし、龍雲寺では現在、出家希望者を募集していません。

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女性でも出家できますか?

女性も出家支援の対象です。性別にかかわらず、臨済宗の僧侶として仏道を歩み続ける覚悟が必要です。受入先となる修行道場などの詳細は、募集再開時にご案内します。

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年齢に条件はありますか?

募集を再開する場合は、原則として40歳未満の方を想定しています。

臨済宗の専門道場での修行は、規則正しい共同生活の中で坐禅や作務などを行うため、体力面でも厳しいものです。また、修行を終えた後に寺院へ入り、僧侶として新たな歩みを始めることも、年齢が上がるほど容易ではなくなります。

出家する時点だけでなく、その後の修行と将来までを考えた年齢の目安です。正式な応募条件は、募集再開時に掲載します。

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出家は僧侶への転職ということでしょうか?

出家は、職業だけを変える転職とは異なります。生活と人生の軸を仏道に置き、修行を続けていく決意が必要です。

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龍雲寺だけで修行を行うのでしょうか?

龍雲寺での準備だけで修行が完結するものではありません。必要な過程を経たうえで、臨済宗の専門道場に入り、本格的な修行を行います。具体的な内容は、募集再開時にご案内します。

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募集再開について問い合わせてもよいですか?

現在、再開時期は決まっておらず、出家に関する個別のお問い合わせや面談は受け付けていません。募集再開が決まりましたら、このページでお知らせします。

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募集再開について

現在、龍雲寺では出家希望者の募集を行っていません。再開時期も未定です。

今後、受入体制が整い、募集を再開することになりましたら、応募条件や選考、修行までの流れなどの詳細をこのページに掲載します。

それまでは、出家に関する個別のお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします。

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